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後妻の財産管理に不安があるとして,前妻の子が成年後見制度を利用した事例

依頼者

90代男性(脳梗塞後遺症,脳悪性リンパ腫,認知症)

生活の拠点

有料老人ホーム

申立人

親族関係図

後見06266.JPG

申立の経緯

◯相談前
本人は重度の認知症を患っており,有料老人ホームに入所していました。
老人ホームに入所後,本人の財産管理は後妻が事実上行っていましたが,前妻の娘が何度か問い合わせても後妻は開示してくれませんでした。
そのため,前妻の娘は後妻が財産を使い込んでいるのではないかと疑い,弁護士に相談しました。

弁護士の関与

申立支援,後見人

後見のポイント

◯相談後
前妻の娘が申立人となって成年後見を申し立て,家庭裁判所から当事務所の弁護士が後見人となりました。
弁護士は後見人就任後に本人の口座を調査し,多くの引出金について後妻に使途を尋ねました。後妻は本人から「預かっていた」とのことでしたので,約3000万円を本人に返還する合意をしました。
◯弁護士からのコメント
本人が認知症になり,特定の親族が本人の財産管理を事実上行っているような場合,その財産を使い込んでいたり,適正に管理していても他の親族から疑われることがあります。そのような場合,成年後見(第三者後見人)であれば本人の財産を適正に管理できますし,結果的に相続争いを事前に防ぐことになります。

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